
MTRは太陽光線による熱をさえぎる特性があります。通常の防水工事では、すぐには防水工事のメリットが実感しにくいのですが、SGルーフィングなら遮熱効果により施工のメリットをすぐに実感することができます。
※季節や施工箇所の立地条件により該当しない場合があります。
SGルーフィングの一番の特長は、塗膜がとても長持ちするということです。 一般的な防水材と比べると驚くほどの耐久性を実現しています。シリコーンゴム100%の塗膜は太陽光線に対して非常に強く、SGルーフィングは長期に渡って高い防水能力を発揮します。SGルーフィングはウレタン防水工法など他の防水工法よりも初期費用がかかるものの、長い目で見るとお得な防水システムです。一般的な防水工事は定期メンテナンス(5年単位)を必要としますが、SGルーフィングは基本的にメンテナンスを必要としません。つまり、防水層の補修・改修の回数を減らすことができます。建物が使用される間にかかる総コスト(ライフサイクルコスト)を考えたとき、防水層の改修の頻度はできるだけ少ないほうが、他のことに費用をかけることができるため有利です。
シリコーンはオイル、レジン、ゴムなどとさまざまな形態にすることができ、このうちSGルーフィングは液状シリコーンゴムと呼ばれるものです。シリコーンゴムは石油製品から作られる有機系ゴムとは大きく異なる点があります。それは、分子の主骨格部分の構造が異なり、シリコーンゴムのほうが圧倒的に結合エネルギーが大きいということです。結合エネルギーが大きいということは、化学的変質がきわめておこりにくいということを示します。この性質の違いにより、有機系ゴムにくらべシリコーンゴムは、おおいに化学的安定性に優れています。シリコーンを太陽光線や150℃程度の高温に長時間さらしてもほとんど品質に変化が見られません。
一般的な防水材の多くが県外企業製で、中には寒冷地における性能を無視できず沖縄地方の気候にはマッチしないものもあります。 沖縄の気候は、台風などによる強風・潮風を受けやすいという特色があります。 沖縄で使用するには沖縄に合った材料を用いるべきです。また、それに合わせた施工方法を採ることも大事です。 シリコーンゴムとグラスクロスを組み合わせたSGルーフィングは、ユニークかつ沖縄にマッチした、実績豊富な防水システムです。